放射線透過検査
(RT検査)
ABOUT放射線透過検査(RT検査)とは
物体に放射線を照射すると、放射線は物体との相互作用(吸収、散乱)によりはじめの強さより弱くなり透過します。
物体の中に空洞などが存在すると健全部との密度の違いにより透過する放射線の量が違ってきます。その違いをフィルムなどに濃淡として写し出します。
当社では、放射線透過検査の出張用暗室車(特殊車両)を保有しています。
この特殊車両があることにより、現地ですぐに検査結果を判定することが可能です。
・JIS Z 3104 (鋼溶接継手の放射線透過試験方法) 準拠
・JIS Z 3106 (ステンレス鋼溶接継手の放射線透過試験方法) 準拠
【主な適用対象物】
以下の製品と箇所
・配管類(溶接内部検査)
・塔槽類等製缶品(母材補修部や溶接内部検査)
・タンク(直結弁等の溶接内部検査)
適用材質:炭素鋼、ステンレス鋼等
※その他材質はご相談ください。
検 査 事 例 放射線透過試験含む 検査事例
デジタルRT(コンクリート)
コンクリート内部のアンカーボルトの状況や鉄筋の情報が現像せずにその場で分かります。
取り直しも簡単に出来、現像による廃液も出ないのでエコです。