渦電流探傷検査（ET)

製品の表面に渦電流を流すことにより、製品表面や表層部の品質状況を確認することが出来ます。渦電流探傷試験は磁気探傷試験とは違い、強磁性体（鉄、鋼等）だけではなく、被磁性体（オーステナイト系ステンレス、銅、アルミニウム、チタン等）の検査も可能になります。

また、塗膜の上からも試験ができ、幅広く活用されております。

渦電流探傷検査の種類

上置コイル法	平板状の試験体にコイル（プローブ）をあて探傷をすることで表面や表面層の品質を確認することが出来ます。適した検査部位：平面、曲面
内挿コイル法	試験体にコイルを挿入して探傷をすることで管等の内部及び外部の品質を確認することが出来ます。適した検査部位：熱交換器をはじめ管やパイプの管内部及び外部
貫通コイル法（対応不可）	試験体をコイルの内側に通して探傷をすることで管や棒等の外部品質を確認することが出来ます。適した検査部位：管、棒、線材（ワイヤ）の外部

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